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▼今週の注目記事  納税3511号1面

不安定時代の最後の投資先
金地金でリスク対策

ビットコインをはじめとした仮想通貨の価格暴落に続き、株価もアメリカの利上げをきっかけに大きく下落した。こうした状況下で安定的な資産保全の手段として注目が集まるのが金地金だ。ただでさえ株式と比べて価格変動リスクが低いと言われており、消費税の増税を控えたこの時期の購入にはさらに、500グラム以上購入すれば価格が変わらなくても増税分の“利ザヤ”を抜けるといううまみも加わる。先行きが見えない時代、比較的安定した資産と言われる金地金への投資がリスク対策になり得る。

消費増税の特需あり

投資家にとって今年は受難の年になるかもしれない。日経平均はアメリカの代表的な株価指数であるダウ平均株価の下落に連動して急落し、1月23日には26年ぶりに2万4千円を超えていた株価が、2月14日には2万1千円を割り込んだ。また、この数カ月でより急激な下落を見せているのが仮想通貨で、コインチェック社の流出問題を境に大暴落し、代表的な仮想通貨のビットコインはわずか2カ月で最大7割以上の値下がりとなった。

仮想通貨と比べればまだ値動きが緩やかな株式でさえ、わずか数週間で価値が10%以上低くなるのだからたまらない。せっかくこれまで貯めてきた資産をむやみやたらと目減りさせることのないように、様々な投資商品に目を配り、リスク分散を図ることがより重要になるだろう。

こうした中で金投資への注目度が高まっている。株式への投資はその企業の業績だけでなく、経済的もしくは地政学的要因からも価格が大きく変動することに加え、経営破綻などで会社そのものがなくなり価値がゼロになるおそれがある。だが、金地金は政治、経済的な要因に影響されにくいことがメリットといえる。事実、日経平均が13%、ビットコインに至っては72%下落した中で、金相場は3%の下落にとどまっている。そのため、特に株式の投資環境が悪化する時期に注目が集まる傾向がある。

さらに、消費増税を境に金への投資熱が高まっている。実際、これまで消費税の導入や増税の際には毎回金の輸入量は急増してきた。消費税の導入前に1カ月25〜30トンで推移していた輸入量は、導入直前の2月には39トン、3月には41トンへと増え、導入後の4月には15トンへと激減した。

たとえ金の価格そのものが上昇しなくても、金は「購入時に消費税を払い、売却時には消費税を受け取れる」という仕組みのため、消費税率が上がることによって・・・

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