相続税路線価 4年連続上昇  2年連続で過去最大更新

 国税庁は7月1日、相続税や贈与税の算定基準となる2025年分の路線価(1月1日時点)、いわゆる“相続税路線価”を発表した。全国約31万8千地点を調査して算出したもの。標準宅地の評価基準額は全国平均で前年比2.7%上昇した。上昇は4年連続。現在の算出方法となった10年以降では最大の伸び率となり、2年連続で過去最大を更新した。
 路線価の最高額は東京・銀座の「鳩居堂」前で、1平方メートル当たり4808万円。40年連続のトップで前年比8.7%上昇し、過去最高を更新した。


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